海外FXの事を調べていると、出金の方法が難しいとか、せっかく稼いでも出金ができない、と言った噂を目にしませんか?
そんな不安を解消すべく、この記事では「XMでの出金方法」を順を追って解説いたします。また、気になる出金条件や出金に関するルールなども徹底的に解説しますので、1この記事を読んでいただければ、これから安心してXMでのトレードができるようになります!是非参考にしてください!
目次
XMの出金ルールと出金条件
これから、XMの出金方法に関する様々な注意事項や気を付けておくポイントを、全て解説いたします。せっかくトレードを頑張っても、稼いだお金を出金する方法を知らないと元も子もありません!しかし出金するには、様々なルールがあります。それらを一つ一つ解説していきます。
XMで利用可能な出金方法
まずはじめに、XMが取り扱っている出金方法は以下の5つになります。
- 国内銀行送金(日本)
- クレジットカード/デビッドカード(VISA)
- bitwallet(ビットウォレット)
- STICPAY(スティックペイ)
- BXONE(ビーエックスワン)
これらの出金手段には、それぞれ独特の出金ルールがあります。
※クレジットカード/デビッドカードでの出金はVISAのみ利用可能です。JCB、Mastercardなどは利用できません。
※なお、JCBで入金する事は可能ですが、出金する場合は国内銀行送金で出金することになります。
出金手数料と最低出金額
XMでは、すべての出金方法においてXMからの出金手数料は完全「無料」になっています。
ただし、国内銀行送金で出金をする場合、2,500円の出金手数料(出金額が40万円未満だった場合)が必要となります。
また、bitwallet、STICPAY、BXONEの3つのオンラインウォレットサービスで出金する場合も、ウォレットから自分の銀行口座に出金する際にそれぞれ出金手数料が必要になります。
最低出金額 | XMからの出金手数料 | 自分の銀行への出金手数料 | |
国内銀行送金 | 10,000円 | 無料 | 一律2,500円(40万未満の場合) |
クレジットカード/デビッドカード | 500円 | 無料 | なし |
bitwallet | 500円 | 無料 | 一律824円 |
STICPAY | 500円 | 無料 | 800円+出金額の1.5% |
BXONE | 500円 | 無料 | 出金額の1% |
上記のように、最低入金額は銀行送金の10,000円以外はすべて500円となっています、また出金に手数料が一番かからないのは「クレジットカード/デビッドカード」となっています。
着金にかかる時間
それから、出金処理をしてから着金するまでの所要時間は、以下のようになっています。
XM側の出金処理 | 自分の銀行への着金時間 | |
国内銀行送金 | 1営業日以内 | 1~2営業日 |
クレジットカード/デビッドカード | 1営業日以内 | 2~5営業日で明細に表示 |
bitwallet | 1営業日以内 | 即時 |
STICPAY | 1営業日以内 | 即時 |
BXONE | 1営業日以内 | 即時 |
上記のように、XMからの着金は1営業日以内になりますが、自分の銀行へ着金されるにはそれぞれ違っていて、bitwalletなどのオンラインウォレットは即時に着金します。
入金した金額までは入金と同じ方法で出金
実はこの「入金した金額までは入金と同じ方法」というところが、XMからの出金において一番注意してほしいルールと言えます。
XMでは、XMに入金した分までは入金時と同じルートで出金しなければなりません。
上図のように、VISAクレジットカードで10,000円入金したら、10,000円までの出金はVISAクレジットカードで行う、というルールです。
利益分の出金は国内銀行送金のみ
また、利益分の出金は国内銀行送金でのみというルールもあります。
上図のように、利益分は国内銀行でしか出金できないことになっています。つまり、VISAクレジットカードで30,000円入金した後、利益が出て口座に50,000円あった場合、50,000円の出金は、VISAクレジットカードと国内銀行とに分ける必要があります。
出金方法の優先順位
上に書いたように、XMで出金する場合は「入金したお金は入金した方法でしか出金する事ができず、利益分はすべて国内銀行から出金すること」となっています。
しかし「入金したお金は入金した方法で」とありますが、入金した方法が複数ある場合、それぞれに出金の優先順位があることにも注意が必要です。
- クレジットカード/デビッドカード
- オンラインウィジェット(bitwallet、STICPAY、BXONE)
- 国内銀行
なぜこのような仕組みになっているかというと、「マネーロンダリング(資金洗浄)」防止の意味があってこのような仕組みになっているのです。
マネーロンダリングとは、犯罪行為で得たお金を、出所を隠し、正当な手段で得たお金であると見せかける行為のことである。(wikipediaより)
つまり口座から口座へとお金を転々と移動させることで、お金の出所や利益を得たものの所在を分からなくさせることができてしまうため、お金の動きが分かりやすいように保つためにこのような仕組みになっているのです。
それでは、実際の出金方法を順に解説していきましょう。
XMの出金手順
ではまず、出金画面を開いてみましょう。
XMにログイン後、トップページにある「出金」もしくは「資金の出金」ボタンを押します。※どちらを押しても同じ画面に移ります。
すると以下の画面になります。
上図には「出金方法」が3つありますが、出金が可能になっている方法(入金したことのある方法)だけが表示されるようになっています。
国内銀行送金による出金方法
XM側の出金処理 | 自分の銀行への着金 | 最低出金額 | XMからの手数料 | 銀行への手数料 |
1営業日以内 | 1~2営業日 | 10,000円 | 無料 | 一律2,500円(40万未満の場合) |
国内銀行送金にて出金する場合、先程の出金方法選択画面から「Local Bank Transfer」を選択します。選択すると以下の画面になります。
上図のように、個人情報、出金先銀行情報、出金金額を入力します。
①個人情報
受取人の下のお名前(全角カナ表記) | 例)タロウ |
受取人の姓(全角カナ表記) | 例)ヤマダ |
受取人のお名前(フルネーム) | 例)Taro Yamada |
受取人の住所 | ローマ字表記で郵便番号を含めた住所を記入 |
②出金先銀行情報
銀行名 | 例)RAKUTEN BANK プルダウンリストから選択します。※リストに無い場合は「その他」を選択します。 |
受取人の銀行口座番号 | 例)1234567 銀行口座番号を入力します。 |
SWIFTコード | 例)RAKTJPJT 出金先となる銀行のSWIFTコードを入力します。※銀行のSWIFTコードは、wikipediaや各銀行の公式サイトなどで確認してください。 |
銀行所在地 | 例)1-14-1 TAMAGAWA, SETAGAYA-KU, TOKYO, JAPAN 銀行の所在地をローマ字で入力します。※この銀行所在地も、ほとんどの銀行の公式ページに掲載しています。 |
支店コード | 例)202 支店固有の3桁の数字です。支店番号も公式ページに掲載しています。 |
支店名 | 例)HEAD OFFICE 支店名をアルファベット表記 + 「Branch(支店)」で登録します。※「本店」は「HEAD OFFICE」になります。(銀行によっては、支店番号は支店の番号、銀行名には「HEAD OFFICE」と記入するようになっているところもありますので、銀行の公式ページをきちんと参照してください。) |
③「出金額」を日本円で入力します。
最後に、銀行出金に関する諸注意に同意する✔を入れて「リクエスト」ボタンを押すと出金依頼が完了します。
※国内銀行の中には、XMの出金に対応していない銀行もありますのでご注意ください。
- ゆうちょ銀行
- 新生銀行
- ジャパンネット銀行
- セブン銀行
- じぶん銀行
- みずほ銀行(インターネット支店のみ)
クレジットカード/デビッドカードによる出金方法
XM側の出金処理 | 自分の銀行への着金 | 最低出金額 | XMからの手数料 | 銀行への手数料 |
1営業日以内 | 2~5営業日で明細に表示 | 500円 | 無料 | 一律824円 |
クレジットカード/デビッドカードにて出金する場合、先程の出金方法選択画面から「Credit/Debit Cards」を選択します。選択すると以下の画面になります。
上図のように、クレジットカード/デビッドカードで出金する場合は、「出金額」欄に日本円で出金額を入力後、「リクエスト」ボタンを押すことで出金依頼が完了します。
クレジットカード/デビットカードで出金する場合は、はじめにXMへ入金したクレジットカード/デビッドカードの「ご利用記録」をキャンセルすることで返金処理が行われます。
つまり、クレジットカード/デビッドカードで入金したお金が、キャンセルされることでそのお金がそのまま戻ってくることになるのです。例えば、カードでネットショッピングをした後、何らかの理由で返品した場合、カードのご利用履歴から、購入金額と同じ金額がマイナスされ、返金される処理と同じことになります。
bitwalletによる出金方法
XM側の出金処理 | 自分の銀行への着金 | 最低出金額 | XMからの手数料 | 銀行への手数料 |
1営業日以内 | 即時 | 500円 | 無料 | 一律824円 |
bitwalletとは、現在海外FXで入金・出金する手段として主流になりつつあるオンラインウォレットです。このbitwalletにて出金する場合、先程の出金方法選択画面から「bitwallet」を選択します。
選択すると以下の画面になります。
「bitwallet口座」にbitwallet口座ID(Eメール)と、「出金額」欄に日本円で出金額を入力後、「リクエスト」ボタンを押して出金依頼を完了します。
出金完了の通知などはご自身が登録しているメールアドレスに届くので併せて確認するようにしてくださいね。
出金完了の通知が、bitwalletアカウントのメールアドレス宛に届きます。出金通知のメールが届かない場合、XMからの出金が正常に行われていないという事ですので、ご注意ください。
STICPAYによる出金方法
XM側の出金処理 | 自分の銀行への着金 | 最低出金額 | XMからの手数料 | 銀行への手数料 |
1営業日以内 | 即時 | 500円 | 無料 | 800円+出金額の1.5% |
STICPAYは、オンラインカジノなどでもよく使われているオンラインウォレットです。bitwalletにくらべ、手数料や知名度においてランクが下ですが、「STICPAYカード」というデビッドカードを作ることで、全国のATMから出金できるといったサービスを行っています。※STICPAYカードの入出金には、それぞれ1%の手数料がかかります。
STICPAYにて出金する場合、先程の出金方法選択画面から「STICPAY」を選択します。選択すると以下の画面になります。
「STICPAY口座ID」に、STICPAY口座IDと、「出金額」欄に日本円で出金額を入力後、「リクエスト」ボタンを押して出金依頼を完了します。
STICPAYは比較的新しくできたサービスです。最近では、STICPAYの利用者数も増えてきており、bitwalletが扱えない海外FX業者も増えてきています。手数料がかかってしまうことがデメリットになりますが、作っておいてもよいオンラインウォレットと言えます。
BXONEによる出金方法
XM側の出金処理 | 自分の銀行への着金 | 最低出金額 | XMからの手数料 | 銀行への手数料 |
1営業日以内 | 即時 | 500円 | 無料 | 出金額の1% |
BXONEは、オンラインウォレットとして使える一方、実は「日本円での入金ができる仮想通貨取引所」になっています。このオンラインウォレットも、「eZpayカード」と呼ばれるデビッドカードが利用可能で、全国のATMから出金ができるようになっています。
BXONEにて出金する場合、先程の出金方法選択画面から「BXONE wallet」を選択します。選択すると以下の画面になります。
「BXONE wallet ID」に、BXONE口座のIDと、「出金額」欄に日本円で出金額を入力後、「リクエスト」ボタンを押して出金依頼を完了します。
BXONEも比較的新しくできたサービスです。他のオンラインウォレットに比べ、あまりメリットはありません。出金手数料が1%ということで、出金手数料が他の手段よりも安くなることがありますが、あまりおすすめはできないと言っていいでしょう。
また、BXONEはクレジットカード入金ができず、銀行振込のみの入金方法になりますのでご注意ください。
かんたん出金(旧クイック出金)について
かんたん出金(旧クイック出金)とは、「国内銀行送金」及び「オンラインウォレット」に限り、特別に早く自分の口座へ着金されるサービスです。とても便利なサービスですが、このクイック出金を利用するには利用条件があります。
一度でも国内銀行送金、またはオンラインウォレットで出金を行ったことがあること
ということで、かんたん出金で出金を行う場合、出金先口座情報やメールアドレスを入れなくても、前回の出金先情報を元に出金します。
このかんたん出金で出金を行うと、最短2時間で自分の銀行口座へ着金します。手数料は約2,000円程度となっています。
- 一度でも国内銀行送金やオンラインウォレットで出金したことがある場合利用できる
- 最短2時間で着金可能
- 出金手数料は、約2,000円程度
その他の注意点
XMの出金時によくあるトラブル、及びよくある疑問についてまとめました。
ポジションを持っている状態での出金について
ポジションを持っている状態で出金をしたい場合は、注意が必要です。証拠金維持率が150%を下回る額を出金することはできません。
例えば、レバレッジ888倍でUSD/JPYを0.1ロット(10,000通貨)でポジションを持っているとします。この場合、現在ドル円112円前後として、証拠金は1,280円前後になります。証拠金1,280円のポジションを150%の維持率で保つためには、
1,280円×1.5 = 1,920円
となり、つまり「レバレッジ888倍でUSD/JPYを10,000通貨もっている場合、出金後のXM口座残高が1,920円を切ってはいけない」ということになります。
利用した入金方法を覚えていない場合
「入金したお金は入金した方法でしか出金する事ができない」ルールがありましたが、例えばVISAクレジットカードでいくら入金したのか、またbitwalletでいくら入金したのかなどを覚えていない場合は、どうすればいいのでしょうか。
その場合は、XMのサポートデスクまで問い合わせるか、または、銀行送金で出金申請を行うと、XM側で優先順位に沿って出金処理が進められ、利益分は申請通り、銀行送金にて出金処理が行われる事になっています。全額出金をする場合などでも有効です。
どうやっても出金できない
申請後、着金すべき日になっても着金しない場合や、出金依頼メールが届かないなど、少しでも困ったら、XMのサポートへ連絡することをおすすめします。
XMのサポートは、これまで長年XMが利用されてきた理由の一つとなっており、日本語サポートへは「ライブチャット」「メール」でお問い合わせが可能です。
XMのサポートは、以下のXMトップ画面から利用できます。
最後に
この記事では、XMの出金方法を詳しく解説してきました。XMは長年愛されている海外FX会社です。出金方法のルールや細かい条件を理解していれば、しっかりと必要なお金を確実に自分の銀行に出金できます。
海外FXの魅力であるハイレバレッジを使って、少ない資金を一気に大きな資金に変えれたとしても、口座に残高が残っていると、逆に一気に口座残高をなくしてしまうようなトレードをしてしまいがちです。
そのようなミスを避ける資金管理を行っていくためにも、XMからの出金方法をしっかりと理解しておきましょう。